ご利益体験談

御題目口唱を喜びとして 不自由な身体を悔やまず出来ることを 第5支庁乗泉寺 和田朝美

ありがとうございます。
本日は御題目口唱を喜びにさせていただいております私の体験談をご披露させていただきます。よろしくお願いいたします。
以前の私は結婚式や記者会見、レストランやホテルなどで花を活ける仕事をしておりました。仕事の合間にはパートナー犬ラブラドール2頭と山や川へ出掛け、キャンプや旅行などを楽しみ、とりわけテニスを欠かすことはありませんでした。
平成12年に私は、大好きなテニスや犬と遊ぶ時間、フラワーアレンジをもっと楽しみたいと思い、大決心をして東京から山梨県山中湖村のドッグペンションへ移り住みました。
テニスや犬との暮らし、フラワーアレンジなど日々充実し、幸せそうなカップルのために準備するウエディングブーケや愛犬と嬉しそうに旅する宿泊客のお食事の支度は、準備する私たちも全てがバラ色のように感じられ、それを生業としておりました。
ところが平成15年に突然、くも膜下出血を発症してしまい、左半身麻痺の術後後遺症が残りました。当時はどうして私がこんな体になってしまったのだろう? とテニスや犬たちと楽しんでおりました暮らしが一変してしまったことを悔やんでばかりおりました。
不自由な体になってしまった私は契約書作成、会議アレンジ、議事録記録などモノクロデスクワーク勤務を余儀なくされ、もう生きている甲斐もないと絶望しておりました。
平成29年の夏、その苦手勤務へ向かう通勤途中のバス停で、ご信者の鉾木アサ子さんとお出会いしました。ある朝「お花を買ったの、きれいでしょ?」と嬉しそうに話しかけてくださり、私もお花の話題にすぅーっと溶け込んでゆき、だんだんと鉾木さんとお会いするバス停での時間が楽しみになっていました。
鉾木さんは早朝お寺でお掃除の帰りだというのに疲れたご様子もなく、むしろ私のことを気遣ってくださるやさしいお声掛けと暖かい笑顔が毎朝私を勇気づけてくださるようでした。
令和元年秋の御会式の際、初めて乗泉寺へお連れしていただき、本堂の崇高な雰囲気とみなさまの一心なお看経に心を惹かれ、その後、年末の12月30日に御本尊を奉安していただきました。それ以来、お寺参詣・御法門聴聞・御題目口唱を楽しみにさせていただいております。
御題目口唱をさせていただくようになりますと、不自由になってしまった身体を悔やむのではなく、出来ることをさせていただける歓びを感じて過ごせるようになってまいりました。
苦手だった会議の準備も喜んでアレンジさせていただけるようになり、絶望していたデスクワークは嬉しい仕事に変わってまいりました。
発症していた時に終わっていたかもしれない命でした。でも生かされているこのおまけの時間に喜びをもって過ごせるようになり、これは疑うまでもない御法様のお力添えと感じてまいりました。
御題目を口唱させていただいておりますと心が洗われるように気持ちが晴れやかになり、何か楽しいことをしよう! 善いことをさせていただこう! という意欲がわいてまいります。
このコロナ渦の環境の激変にも毎日を心安らかに、怖がらず積極的に過ごさせていただいておりました。身体麻痺やステイホームの不自由なことを悔やまず前向きに感じとれるのは御題目口唱のお徳をいただいてこそだなぁ、と感謝して朝夕のお看経を喜びにさせていただいております。
朝夕ばかりか勤務中、コピー機の前やエレベーター前でも待ち時間には南無妙法蓮華経と心の中でお唱えさせていただいておりますと「ありがとうございます」という感謝の気持ちが周囲に伝わり、社内でもお互いを思いやるチームワークが構築されてゆくように、絶望していた勤務もやわらかい、あたたかいものに変わってきたのです。
また昨年の緊急入院時や相次ぐ転倒事故救急搬送時には皆さまにお助行をいただき、大難が小難へのお計らいを頂戴しているのかなぁ、ありがたいなぁ、ご信心のおかげかなぁ? と感じてまいりました。
本門佛立宗と、ここにいらっしゃる経験豊かなお姉様お兄様、また御導師をはじめとするいつも穏やかで個性豊かな御講師方にお出会い出来ました事に感謝して御題目口唱に励ませていただいております。
ありがとうございます。